安城市のリフォームが落ち着いたので今度は豊川で鳥居の修理です

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今回は岡崎市の隣の豊川市音羽町で鳥居の修理です。

安城のマンションリフォームが落ち着いたので今度は岡崎市の隣の豊川市音羽町で鳥居の修理を行います。
この鳥居のどこを直すかというと・・・

こんな感じです。長年の風雨にさらされて腐ったようです。

この鳥居は建築されて30年くらい経過しているとのことです。
今回修理する前にも3，4回塗装の直しがされていて、以前も腐りがあったようでセメントで補修されていました。

取りあえず以前補修されていたセメント部分とさらに悪くなっていたところを除去します。
完全に剥離した状態でした。かなりやせ細り貧弱でかわいそうな状態です。
早く何とかしなければ・・・・

鳥居は地面の下にも埋まっている部分があり、その部分も一部腐りがありました。
今回、地面を掘り起こす作業はせずに、2液性の液体状の樹脂をひたすら流し込む作業を最初におこないました。
地面の中の見えない場所なので液体が何リットル入るか全くわかりません・・・・
ただひたすら流し込みます。

液が充填されて上に上がってきた状態です。
2セット、3セット・・・・かなり入りました。(^_^;)
もう片方も同じことなので・・・・材料費だけでもかなりの量を使いました・・・

今回の修理では雨水などが木材の内部に侵入しないようにすることも目的の一つなので
今度は柱には必ずある背割れの部分の樹脂の注入を行います。
背割れとは柱に有害なひび割れを生じにくくするためにわざと切込みを入れることです。
真ん中に見える縦の筋が背割れになります。

背割れの中の部分も腐りがあったために樹脂を注入するのと同時に内部の補強をします。
今回は16ミリの鉄筋を挿入して曲がる力にも耐えれるようにしました。
もともとの桧の柱よりも強度は増したはずです。

取りあえず背割れ部分の穴埋めをします。
高さ約４ｍある為かなり大変な作業となりました。
2本の柱ともに埋めます。

今回はここまで・・・・